14.スケジュールの立て方
この記事ではスケジュールの立て方と振り返りについて解説をします。
また、PDCAの注意点についても解説をします。
目次
1.スケジュールの立て方と振り返り方
2.PDCA
3.まとめ
4.イントロダクションの動画
5.動画版本編を無料で視聴したい方はこちらから
1.スケジュールの立て方と振り返り方
スケジューリングにおいて、この図が1番重要です。
この左側のスケジュールの立て方、振り返り方にすべてが集約されていますが、まずはプランの段階で1週間単位や、2週間で総量管理をする必要があります。
先ほどワークで体感いただいた通りです。
まず1週間か2週間で自分がやらないといけない作業、具材を全部机の上に出します。
その中で今度は一日単位でデッドラインを設定します。
これだけ具材があって積み上げていくと、もう終わらないという可能性がありますので、デッドラインを区切ってあげます。
デッドラインを区切ると、その中でどう実現するかというスケジューリングをします。
実際にスケジュール通りにやり、1週間の終わりに振り返るというのが、スケジュールのPDCAサイクルを回す手順になります。
2.PDCA
ではここで実際にこのplan、plan、plan、do、check+actionという5つのステップからなっていますが、どこのステップに1番落とし穴があるかを30秒程度でお考ください。
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実際にスケジュール通りに仕事できないということでお声をいただくことが多いですが、実はその手前段階の、一日単位のスケジューリングで既にこけているケースが9割程度あります。
今まで1000人くらいの方の机の隣にお邪魔してどのようなタスク管理をしているかを拝見したことがあるのですが、この3つ目の1日単位のスケジューリングでデッドラインを設定しているがあまり、予定をキツキツに入れてしまって、そもそも予定通りに行かないスケジュールになっていることを見てきました。
どうしてもビジネスパーソンは緊急事項が一日一時間など一時間半くらいあったりします。
要は想定外の何かが発生したなど、急に上司に依頼された、急にお客さんから電話があったなどそういったもので、必ず一時間など一時間半くらい緊急事項に振り回されているので、それを吸収するバッファ、ゆとりがないと、そもそもプランニングの段階で絶対に実現できないスケジュールになっていることが多くあります。
ですので、是非バッファを設けることまで含めて、スケジューリングしてみてください。
3.まとめ
・1週間や2週間単位でタスクを書き出し、1週間後にPDCAで振り返りをする。
・スケジューリングするときは、バッファを設定することが必要
4.イントロダクションの動画
5.動画版本編を無料で視聴したい方はこちらから
執筆者
株式会社プロスタンダード 代表取締役社長 若林雅樹
新卒で株式会社インテリジェンス(現パーソルキャリア)に入社し、一貫して人事を経験。全社5,000人の働き方改革プロジェクトを任され、残業時間削減に貢献。会社設立後は、全社の働き方改革を人事として推進してきた経験を活かし、全社単位での残業削減、生産性向上を支援。コンサルティング先のクライアントは数百億企業から1兆円超え企業と多岐にわたる。また、独自のナインウォールズメソッドを活用して、再現性のある成果をクライアントに提供している。著書は「メールはすぐに返信するな。」(KADOKAWA)。