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2023.11.08
いつもお世話になっております。
プロスタンダードの高取です。
今年もあっと言う間に11月になってしまいましたね。
皆様にとって2023年はどんな1年になりそうでしょうか?
◆『日本企業の勝算』という書籍をご紹介します。
(東洋経済新報社 デービッド・アトキンソン著)
「日本の国際競争力は、労働人口の多さに裏付けられていて
一人当たりの生産性を上げないと、労働人口の減少とともに
生産性が下がってしまう」という問題提起です。
じゃあ、どうすれば良いの?ということですが、著者の
主張の中で特に「論理的思考力」に触れていきます。
◆米・独・英と日本の決定的な違い。
国際競争力で日本と近しいこの3か国は
論理的思考力のランキングで次のように
位置付けられています。
米:1位、独:8位、英:10位に対して、
日本:70位だそうです。。。
また、「GDPにおける人材投資額」の比率でも
この差は現れています。
米:2.1%、独:1.2%、英:1.1%に対して、
日本:0.1%です。。10倍、20倍の差です。。
つまり、日本は圧倒的に人材育成への投資が
なされていないということになります。
中でも、論理的思考力の水準への影響は
大きいのかもしれません。
◆2023年、私にとっては論理的思考力の
年になりました。
今年は、大量の企画業務と闘いました。。
次のような条件下で取り組んだことで、
以前は、時間をかけても20%しか企画できず、
ボツ連発だった状態から、
今では、時間をかければ80%企画できる、という感覚を
持てるようになりました。(あくまで個人の感覚です。)
1.短期集中
2.型に沿う
3.自信をつけて難しいお題に挑戦し続ける
4.客観的に指摘してもらう
◆伸び代を活かすために、まずは型を。
4.の客観的に指摘してもらうというのは、それが
できる人が近くにいないと難しい部分はあります。
しかし、2.型に沿う、そのための型を習得する機会が
最初にあれば、それ以降は自身の業務で実践することで、
時間の経過とともに伸ばすことができるかもしれません。
型を習得する機会がなくても今すぐ実践できることの
例として、「なぜ?」と身の周りで疑問や不満に感じる
ことに対して、実際に自分なりの答えを考えてみるなどが
おすすめです。
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