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2019.08.27
お世話になっております。
(株)プロスタンダードの三浦です。
本日も、コンサルティング現場での気づきや
働き方改革関連のニュースなど送付いたします。
皆様のお役に立てればと存じます。
最近、若林に勧められて本を読む機会が増えました。
今まで漠然と捉えていたことが体系的にまとめられていたり
自分では出てこなかった発想を知ることができたり
新たなことを知るたび、「勉強って楽しいなぁ」と思います。
私は今年34歳になりますが、恥ずかしながら社会人になってから
本を読んだり学校に通ったりといった、職場外での勉強をほとんど
してきませんでした。
私に限らずよく、日本のビジネスパーソンは海外の
ビジネスパーソンに比べ勉強をしないと言われますが
本当にそうなのでしょうか?
気になったので、少し調べてみました。
NOP Worldの調査によると
・先進国を含めた世界30カ国の1週間あたりの平均読書時間は「6.5時間」
・日本は30カ国中29位で「4.1時間」
のようです。
(その他の順位はhttps://tabizine.jp/2016/11/23/103814/#i-2)
トップのインドとは2倍以上の差があるとのこと。
平均と比べても1.5倍以上の差があるのは驚きです。
また、OECDが2012年に実施した調査によると
・25歳以上の通学率はOECD平均が「37.4%」
・それに対し日本は「4.6%」で先進国中最低
のようです。
(その他の順位はhttps://newspicks.com/news/2647674/body/)
今までの日本は終身雇用前提の雇用形態であったことから
社外学習よりもOJTが重要視されていたのでしょうか。
また、個人的には、「勉強する時間がない」というのも要因として
大きいのではないかと思います。
前職で営業をやっていた頃はかなり残業もしていました。
翌日の仕事の準備を終え、家に帰る頃にはクタクタで
時間的にも体力的にも、勉強する余力はなかったと思います。
今週の気になるニュースは
【1】時間は減っても生産性は上がる⁉ 世界で広がる
「週休3日制」という働き方
です。
ニュージーランドの企業が「週休3日制」を取り入れた
事例が紹介されています。
意識の変化、業績の変化、生産性の向上・・・
様々な変化が見られているようですが
休みが1日増えたことで、40%の社員が
「プロフェッショナルなスキルの習得」に時間をあてているようです。
いきなり週休3日はハードルが高いかもしれませんが
働き方改革で個々人に余力が生じることで、勉強に時間を費やす人が増えそうです。
結果的に、OJTだけでは身に着けられないスキルや知識が身に付き
企業にとってもプラスになるのではないでしょうか。
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